京都市左京区の江田鍼灸治療院/鍼・灸治療・小児鍼・電気鍼・刺絡療法(自律神経免疫療法)耳鍼など

江田鍼灸治療院
TEL 075-712-0122 Mail info@eda-shinkyu.jp
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適応病名
[運動器疾患]
むちうち症 五十肩、肩こり、腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症 坐骨神経痛、変形性脊椎症、頚椎症、頚肩腕症候群、捻挫 痛風 

[婦人科疾患]
不妊症、卵のグレードUP、生理痛、無月経子宮筋腫、逆子、陣痛促進(和痛分娩)

[外科、内科疾患]
痔(切れ痔、痔核、脱肛) 慢性胃炎 胃十二指腸潰瘍、 癌 化学療法による副作用の緩和と改善

[眼科 耳鼻咽喉科疾患]
VDT障害 眼精疲労、耳鳴、難聴 メニエール症候群 副鼻腔炎(蓄膿症)、後鼻漏、花粉症、歯痛

[難治性疾患・その他]
円形脱毛症、関節リウマチ 全身性エリテマトーデス(膠原病) 甲状腺機能低下、亢進 パーキンソン症候群 ギランバレー症候群 アトピー性皮膚炎 常習性頭痛

※このような症状でお悩みの方、是非一度ご相談ください。
治療案内

 本院では、鍼灸治療を始める前に、予診(現代医学的アプローチと東洋医学的アプローチ)を行い、全体の病態把握を行います。これは、緊急に西洋医学的処置が必要な急性疾患や手術が必要なケースもあるからです。そして、四診法(東洋医学的診察法)によって、痛いところや訴えだけを診るのでなくて「なぜその時、その人に、その場所に、そのような症状が…発症したのか」「病気の浅い深い、体力の有無、熱性か寒性か、治療の法則をどう使うか」など、一人ひとりの全体状態を把握し、個人に合った治療法を導き出します。痛いところだけに施行する「局所治療」とは、効果が違ってきます。また、鍼灸治療には、除痛、鎮痛を目的とするもの、機能回復を目的とするもの、自然治癒力、免疫力を高めるものなどがあり、これらを駆使して皆さんの健康づくりにお役に立ちたいと思っています。

はり(鍼)治療

血管の拡張と血流改善、新陳代謝の活性化
除痛、鎮痛効果(脳内覚醒物質分泌、痛み刺激を脊髄で抑制するゲートコントロール)
痛覚閾値の上昇による鎮痛効果
筋緊張の緩和
軽刺激でリラックス時に出る脳波であるα波が誘発される

きゅう(灸)治療

モグサで直接皮膚を焼灼するものと皮膚と灸の間に間隔をあける温灸などがあります 効果は、はり刺激と同様の作用と温熱、加温による効果HSP(ヒートショックプロテイン)の活性化など 白血球数及びリンパ球が増え免疫力が高まります

電気鍼 低周波

電気鍼イメージ 刺入した針、または、不感導子に低周波パルスの微弱電流の通電をします。刺激の質や強度の調節ができ、筋肉運動の誘発や筋緊張、筋肉痛を和らげます。  麻痺した筋肉の活性化と神経の反射による麻痺部位の改善

自律神経免疫療法(福田−安保理論)

 福田−安保理論とは、自律神経という私たちの意志と関係なく働いている神経で交感神経と副交感神経の二つから成り立っています。それらは互いにシーソーのように拮抗して働き一方が優位になるともう一方が抑制されるというものです。自律神経は心臓や胃や腸などの内臓 や血管に分布してその働きを調整しています。その神経支配が臓器だけでなく血液の白血球中のリンパ球と顆粒球との割合に関わっていることを証明した理論です。白血球は、血液とともに全身をくまなく循環している人体の防御システム(免疫細胞)です。白血球中のリンパ球と顆粒球の割合と数によって自律神経のバランスと免疫力が判ります。  交感神経の緊張状態が続くと顆粒球が増え、血管が収縮し血流障害がおこり、内臓の働きも悪くなり、胃潰瘍や高血圧、糖尿病、癌などの病気が発症しやすくなります。また、副交感神経の緊張状態が続くとリンパ球が増え、血管の拡張による血流障害が起こり、アレルギー性の病気が起こりやすくなります。  交感神経緊張で発症した病気は、副交感神経を優位にし、副交感神経優位で起こった病気は交感神経を適度に刺激して、血流障害を改善することによって自然治癒力(免疫力)が高まって病気が治ります。血液検査を行い、白血球数とリンパ球と顆粒球の割合と数をみることで身体の自律神経の状態や免疫力が分析できます。  治療法としては、特殊な鍼で手足の指先(井穴)や頭、背部や腹部を刺激します。古典の皇帝内経「素問」「霊枢」や「鍼灸大成」に記載されている治療法で刺絡療法ともいいます。 この治療法は、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息などの自己免疫系疾患や、慢性扁桃腺炎、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、痔疾患、脱毛症、めまい、耳鳴り、下痢、便秘、膀胱炎、癌、冷え性、更年期障害など自律神経の異常に起因する疾患に効果があります。

自律神経・白血球と病気の関係 痛みや病気の発生のしくみと刺絡療法の効く理由

温熱療法

電気鍼イメージ 電気温灸器や遠赤外線治療器を使っています。本来、灸頭針(置針した針の上にモグサをのせて燃やす)による温灸治療で非常に気持ちのいいものですが、時間や温度の調整のできる電気温灸器や遠赤外線治療器によって温熱療法を行います。
  冷え性や低体温体の方は、体内の常在菌などの影響を過剰に受けたり、血流障害による病気にもなりやすくなります。また、体内の防衛システムでありガン細胞とも闘ってくれるリンパ球の働きや細胞の修復に関係するHSP(ヒートショックプロテイン)の働きが低下します。温熱療法は、リンパ球を活性化し、HSPも活性化させる治療法です。